仕事のうまい探し方

【中途採用向け】薬剤師が病院へ転職する際に気を付けること!

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

 

こんにちは!

寿五郎です。

 

今回は中途採用で病院への転職を考えている薬剤師さん向けに書いていきます。

ミスをすると今後のキャリアに影響が出てきてしまう可能性があります。

 

下記を併せて読んでいただけるとより理解が深まると思います。

参考:病院薬剤師の仕事(東京病院薬剤師会)

 

それではいってみましょう。

 

 

病院への転職自体は基本的にできる

 

調剤薬局から病院への転職は基本的には出来ます。

ドラッグストアや製薬会社などからは年齢やキャリアによります。

 

エリアによりますが、中途採用を募集をしていれば

国公立や大学病院以外の病院であれば正規職員になれるはずです。

 

正規職員になれない病院もある

 

都市部にある国公立や大学病院で中途採用の95%が契約社員かパートでしょう。

ここから正規職員になれる可能性は低いです。

 

特に国公立は公務員扱いとなり、正規職員は公務員試験を受ける必要があるので

調整して特別に試験を設けてくれるケースは珍しいです。

 

地方によってはあまり気にせず正規職員で採用になることもあります。

 

 

一般病院を選ぶ?療養型病院を選ぶ?

 

病院以外から病院へ転職される薬剤師さんはあまり気にされませんが、

病院のタイプを気にした方がいいです。

 

大きく分けて、「療養型」と「一般(急性期)」にわかれます。

ほとんどの方がイメージされるのが一般病院の薬剤師になります。

それぞれの注意する点を書いていきます。

 

 

療養型病院の注意点

 

病院薬剤師としてのキャリアにならないケースが多いです。

理由は療養型病院だからです。

 

どちらかというと長期的な治療をされている方や

高齢の方が多く、医療行為が一般病院に比べて少ないです。

老人ホームなどの薬剤師に近いイメージです。

 

身につくスキルが限定されるかも

 

例外はあるかもしれませんが、基本的には化学療法などはありません。

「ドクターのカルテを見て判断」というようなことも基本的にはなく、

薬剤師の業務も基本的には院内調剤やDI業務のみとなります。

 

療養型という名称の通り、長期にわたる入院患者さんが多く、

基本的には毎週同じ処方を作り続けるとイメージするとわかりやすいかもしれません。

 

その為、一般病院に転職することになった場合、

「病院薬剤師としてのキャリアと呼べるのか・・・」

とおっしゃる人事担当者の方が多いです。

 

人気があるとはいえず高額年収で転職することも可能です。

高額な理由は、募集をかけても人が集まらないからです。

ただし一度就職されると転職時に受け入れ先が減る可能性も高いので注意が必要です。

 

 

一般病院の注意点

 

救急の対応に薬剤師も参加するかどうかは重要です。

こちらの対応がある場合、薬剤師も夜勤が発生します。

 

また一般病院は基本的に土日祝も薬剤師が出勤するケースが多く、

看護師さんと同じ「4週8休」もしくは「4週9休」となります。

 

土日出勤や突然の呼び出しの可能性もあります。

気になる方は面接や見学時にしっかり確認しましょう。

調剤薬局のように「平日1日+日・祝日」ではないので気を付けましょう。

 

甘い文句にはご注意を!

 

夜勤、土日出勤含め、

「うちに入ってくれるなら考慮します!」

と言われても止めておきましょう。

 

新人の正規職員を1人だけ特別待遇すると空気が悪くなり、

よほど神経が太い人でない限り居づらくなります。

パートさんであれば夜勤などを求められることはほとんどありません。

 

 

病院の年収について

 

療養型病院によっては未経験者でも年収600万円程度支給してくれるところもあります。

ただ本当に薬剤師が足りていない所になりますので、

忙しくなることや休みづらくなることは覚悟された方がいいです。

 

一般病院は中途採用で他業種から来る方は年収400~450万円程度です。

夜勤があれば+年収50万円程度になるはずです。

 

ただ夜勤は肉体的負担が大きく、30代を過ぎると結構しんどいです。

病院から薬局へ転職される方の多くは夜勤からくる肉体的疲労をあげられます。

そちらも加味しましょう。

 

 

まとめ

 

中途採用で病院へ行きたい薬剤師さん向けに書きました。

参考になればうれしいです。

 

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では!