給料・年収などについて

【2024年】リアルガチ!薬剤師のドラッグストアの年収まとめ

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です!

 

薬剤師さんでドラッグストアに興味をもたれる方は非常に多いです。

特に新卒の方に多くいらっしゃいます。

理由は「ドラッグストアは年収が高いから」。このお答えが一番多いです。

 

それ以外にも、ドラッグストアは商品の仕入れや

陳列・値決めやバイヤーなど業務が多岐に渡ることを魅力と感じる方もいらっしゃいます。

 

今回はそんなドラッグストアの年収について書いて行きます。

ドラッグストアによっては調剤部門とOTC部門で薬剤師の給料が違うケースがあります。

24時間勤務の店舗も増えていますし、配属先が選べないこともあります。

そちらはしっかり確認しましょう。

 

 

ドラッグストアの年収を四季報で調べてみた

 

ドラッグストアの情報を求人サイトや転職サイトを見ても、

「年収450~700万まで。経験者優遇」

などと書かれていることがほとんどで、

転職エージェントや人事担当者に確認しなければ本当のことはわかりません。

 

それが億劫な方向けへ四季報で書かれている

上場しているドラッグストア平均年収を記載します。

四季報は株主向けの情報となる為、正確な情報が求められます。

 

四季報の情報は結構重要

 

東芝のように粉飾決算をしてしまうと重大な事件になってしまいます。

 

その為、求人サイトなどの抽象的な表現ではなく、

株主向けにしっかりとした数字で記載されています。

 

それではドラッグストアの年収を見ていきましょう。

 

四季報で見るドラッグストア年収ランキング

※()で囲ってあるのは平均年齢となります

※上場している企業のみの記載となっています。

※リンクは四季報に飛びます。画面右側に年収が出ています。

 

「→」は2021年12月16日時点で調べた数値になります。

 

マツモトキヨシ    (45.0歳)[年]764万円   →   (45.8歳)[年]712万円

ツルハ        (46.7歳)[年]716万円   →   (44.8歳) [年]653万円

スギ薬局       (40.9歳)[年]711万円   →   (47.5歳) [年]659万円

ウエルシア      (55.6歳)[年]709万円   →   (58.3歳) [年]831万円

カワチ薬品                (32.8歳)[年]499万円   →   (35.0歳) [平均年収]541万円

サンドラッグ             (31.9歳)[年]488万円   →  (34.1歳) [平均年収]527万円

 

ココカラファイン      (43.3歳)[年]682万円

※マツキヨと合併したため、過去のデータとなります

 

ドラッグストアのランキングはこのような形となります。

サンドラッグさんやカワチさんは調剤薬局とそこまで変わらない結果となっています。

 

注意しなければいけないのは、あくまで従業員全体の平均となります。

一般従事者の方や事務の方、管理職の方、登録販売者の方など、

全ての方が入っているということです。

 

また平均年齢も会社により変わってきます。

平均年齢と合わせて年収もチェックするようにしましょう。

 

 

気をつけなければいけない点

 

スギ薬局さんとウエルシアさんは平均年齢が15歳違いますが、

平均年収は2万円しか違いません。

 

全ての従業員さんが含まれるため断言は出来ませんが、

恐らくウエルシアさんは昇給がしづらいのだと思われます。

 

スギさんより平均年齢が高く、スギさんと同じくらいの年収だからです。

またウエルシアさんは新卒の年収が高額なことも影響しているはずです。

 

入社時にいろいろとチェックをしましょう

 

入社時の年収も重要ですが、年収に残業代が含まれているのか。

昇給率はどれくらいなのかもチェックするようにしましょう。

 

極端に平均年齢が若い会社は離職率が高い傾向にあります。

「辛くて辞めてしまう」

「給料と業務が割に合わない」

などの理由です。

 

ただし、平均年齢が高い会社も一概に良いとも言えず、

中高年の薬剤師を積極採用している為、

平均年齢が上がっているとも言えます。

なかなか判断が難しいところです。

 

 

ネットの声でも年収も調べてみた

 

あくまでネットで調べた情報です。

ドラッグストアを退職した人がメインになっているので信じすぎるのも禁物です。

あくまで目安としてみてみてください。

 

マツモトキヨシの薬剤師年収

年収500万円(20代後半)
年収650万円(30代前半)店長
年収450万円(新卒)
年収550万円(30代前半)
年収500万円(30代前半)

 

ツルハドラッグの薬剤師年収

年収500万円(30代前半)店長

 

スギ薬局の薬剤師年収

年収550万円(20代後半)
年収450万円(50代後半)

 

ウエルシアの薬剤師年収

年収650万円(20代後半)

 

ココカラファインの薬剤師年収

年収550~600万円(30代半ば)店長
年収550万円(30代後半)店長

 

サンドラッグの薬剤師年収

年収600万円(30代前半)店長

 

これらを見ていくと、ドラッグストアの年収は30代を過ぎるとどこも変わらないようです。

どちらかと言うと管理薬剤師や店長などの役職に就くことが重要なようです。

これはドラッグストアに限らず、調剤薬局や病院も同じですね。

 

ドラッグストアでの仕事に関する補足

 

できれば調剤の業務も教えてもらえる調剤を併設しているドラッグストアをおすすめします。

 

万が一、なにかがあり転職をしなければいけない場合に、

調剤の経験があるかどうかで大きく年収が変わってきてしまいます。

 

また再就職で調剤薬局へという際に調剤経験がない方は、

ドラッグストアに限定されてしまい受入先が減ってきます。

 

 

まとめ

 

ドラッグストアに関わらずですが初任給などだけではなく、

年収アップには昇給率が重要だとお分かり頂けたと思います。

本部勤務になりより力を発揮される方もいらっしゃします。

 

年収も重要ですが長期的なキャリアを考えて

ドラッグストアへ就職・転職することをオススメします。

 

ご質問などありましたら寿五郎までお気軽にご連絡ください!

 

では!