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どうする?「薬剤師の仕事は割に合わない」と思った時に読む話

「薬剤師の仕事は割に合わない」と思った時に読む話

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です。

 

今日は「薬剤師は割に合わない」と思っている方向けの話です。

職場が辛く体調を崩してしまうようでしたら早めに休職か退職をされることをお勧めします。

体調を崩してまで働く必要はないと思います。

 

先に要点を書くと、

割に合わない点を整理して解決できるか考えることが重要です。

それらと薬剤師であることのメリットも加味してどうするかを考えましょう。

 

それでは書いていきます!

 

 

 

割に合わない原因を考えてみる

 

何が理由で割に合わないと感じているのかを整理することをお勧めします。

 

薬剤師特有の割に合わないという理由は下記の様なイメージです。

・健康や命にかかわる仕事内容

・お客さん(患者さん)、ドクターとの対応が辛い

・立ち仕事で足が疲れる

他にもあればご指摘ください。

 

解決方法

 

「健康や命に係わる仕事であることのプレッシャーが辛い」

ということであれば残念ですが一般的な仕事に就いた方が良いかも知れません。

薬剤師という資格を活かしての業務ですと大なり小なり健康にかかわってきます。

 

お客さんやドクターへの対応や立ち仕事での疲労については

製薬会社の品質管理、物流倉庫などであれば対人業務は減るでしょう。

これは働いていく限りですが職場内での人間関係はゼロにはなりません。

 

また椅子に座って作業する時間が増える為、調剤薬局やドラッグストアほど足に負担は感じません。

ただしこれらの求人は少ないことと、

もし違う業種に転職されたくなっても受け入れ先が見つからない可能性があります。

 

割に合わない強いストレスを感じてご自身の健康を崩されるようであれば転職を検討されるのも一つです。

 

 

薬剤師でなくても起こりうること

 

例えば下記のようなことは薬剤師でなくても起こりえます。

 

・職場環境が悪い

・通勤時間が長い

・休みが取りづらい

・40代を過ぎると転職しづらい

・転職回数が増えると転職しづらい

 

これらは一般職でも同じです。

職場の問題であり薬剤師限定で発生するストレスではないです。

「割に合わない」と思うようでしたら一度上司の方に相談してみることをお勧めします。

解決に進まずにご自身の健康を崩されるようであれば転職を検討されるのも一つです。

 

 

薬剤師は良い点もある

 

薬剤師も悪い事ばかりではありません。

私は一般職を主に対応している派遣会社でも働いていましたが、

それらの経験を基に書いていきます。

 

平均的に給料が高い

 

国税庁が発表している「令和元年分 民間給与実態統計調査」を見てみましょう。

下記は一部抜粋しました。

1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は 436 万円(対前年比 1.0%減)であり、これを男女別にみると、男性 540 万円(同 1.0%減)、女性 296 万円(同 0.8%増)となっている。
1年を通じて勤務した給与所得者の平均年齢は 46.7 歳(男性 46.7 歳、女性 46.7 歳)となっており、また、平均勤続年数は 12.4 年(男性 13.9 年、女性 10.3 年)となっている。

正規、非正規についてみると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は正規 503 万円(同 0.0%減)、非正規 175 万円(同 2.5%減)であり、これを男女別にみると、正規については男性 561 万円(同 0.3%増)、女性 389 万円(同 0.8%増)、非正規については男性 226 万円(同 4.4%減)、女性 152 万円(同 1.2%減)となってい

 

平均年齢が46.7歳で男性561万円。女性389万円となっております。

つまり46.7歳でこの年収を貰えていれば平均的ということです。

 

薬剤師の調剤薬局での初任給は年収400万円前後です。

24歳の時点で女性は一般職の方の平均よりも高くなっています。

男性も24歳で就業されステップアップされれば46歳の時点で年収600万に届いている方が多いです。

 

高額年収が期待される大手製薬会社は下記のとおりです。

第一三共 年収1126万円(42.9歳)

中外製薬 年収1017万円(43.1歳)

エーザイ 年収1037万円(44.4歳)

全て四季報オンラインより抽出。数値は全て平均

 

こういった面から一般職に比べて年収が高い傾向にあると言えます。

「給料が割に合わない」という方は一度上司の方に相談してみるのも一つです。

 

全国どこでも勤務可能

 

全国どちらへ行っても基本的に調剤薬局、病院、ドラッグストアと薬剤師が勤務できる職場があります。

「子育ての環境によさそうだから○○へ引っ越そう!」という対応ができるのも薬剤師ならではです。

 

一般的な仕事は自分の働きたいエリアに自分の就きたい仕事があるとは限りません。

全国に受け入れ先があるというのはとても大きいです。

 

 

まとめ

 

隣の芝は青く見えるものですが意外に薬剤師も悪くないのだと理解して頂けたかと思います。

とは言え、体調を崩してまで働く仕事はありません。

もし今の職場がしんどく割に合わないと感じていらっしゃるのであれば体調を崩す前に一度休みましょう。

 

弊社も転職エージェントです。

何かあればお気軽に。

 

では!