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【エージェント目線】薬剤師さんの仕事探しをしていて不人気な求人とは

薬剤師さんの仕事探しをしていて不人気な求人とは

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは。寿五郎です。

 

今回は全国各地の求人を探していて

「なんだか応募が来なさそうだな」

と感じる求人の内容について書いていきます。

実際に弊社経由でご応募される方はほとんどいらっしゃいません。

 

先に書いておくと

・休日が少ない

・年収が相場より低い

・業務が忙しい

という求人です。

 

休日と業務に関しては年収がその分高ければ応募はきます。

それでは詳しく書いていきます。

 

年間休日が少ない

 

調剤薬局の場合、年間休日は123日ないし115日前後の所が多いです。

薬局によっては4週8休と病院と同じ形式をとっていて、

年末年始や夏季休暇を入れても100日前後というところがあります。

その分、年収が高いかと言われるとそこまで変わらないことが多いです。

 

大手ドラッグストア併設の調剤薬局は年間休日が110日以下の事もあるのですが年収は高いです。

それであれば多くの方は大手ドラッグストア併設の薬局へいきます。

 

また「平日半日休み×2回+日曜日」という調剤薬局ならではの求人もあります。

処方元のクリニックが午後休みでそれに合わせて開局していくとこの勤務時間になります。

ただこれも周りに週休2.5日(平日半日+平日1日+日曜日)という求人がほぼ同じ年収で出ていたりします。

 

 

平均より年収が低い

 

周りの薬局と比べて年収が低い薬局。

もしくは応募者の方が「規定に従います」と伝えた場合に相場よりかなり低い年収を提示してくる薬局や病院があります。

 

前者は求人票に書いてあるので納得の上ご応募されると思うのですが、

後者は応募者の方の足許を見ているようで個人的にはあまり良い印象を持ちません。

この場合、やんわりと指摘をしますが「安くでいいと本人が言っているのだから」とおっしゃいます。

 

きちんとした法人さんは給料の規定が定まっているので

「○○万円希望と言ったからその金額にします!」

ということはあまりないです。

 

面接後に

「弊社の求める年収500万円のスキルに満たないので450万円であれば採用可能です」

と頂く事もあります。

こちらはきちんとした理由を頂けるので誠実に感じます。

 

 

薬剤師業務が忙しい

 

忙しい職場にも関わらず、人材・設備への投資を行っていない法人はあります。

みなさん残業を月20時間以上行っていて、残業代もそこそこの金額になっていることがあります。

こういった薬局・病院は周りに比べると年収が低めに設定されていることも多いです。

 

忙しい職場だと理解していて高額年収を提示している薬局もありますが、

そういった所は応募がスムーズに集まるので適時充足していきます。

 

その為、忙しいけれど待遇は一般的という職場の求人は中長期にわたり募集している傾向にあります。

 

 

まとめ

 

就職・転職をするときにある程度職場に求めるものを整理しておきましょう。

忙しくても年収が高ければ人は集まります。

逆に年収が低くても休みが多く取りやすければ人は集まります。

 

その求人がどういう人に向いている求人なのか客観的に考えてみると良いかもしれません。

 

転職を繰り返すと一般的な求人より待遇が悪い求人しか応募できなくなっていくので気を付けましょう。

 

 

それでは!