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知らないと損・・・。薬剤師が入社3年で転職する際の注意点

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です!

 

営利目的で転職を勧めるサイトは多いですが、

今回はあえて入社3年で転職する際の注意点を書いていきます。

 

結論を先に書くと、入社3年で転職は出来ます。

ただし転職を繰り返すと先が見えなくなるので慎重になりましょう。

実際に40代・50代で転職先が無くなる方はいらっしゃいます。

 

 

3年目でも転職は余裕でできる

 

薬剤師は3年以内でも転職することが可能です。

 

大手製薬会社・企業以外であれば、

ほとんどの方が1社受けて1社受かるはずです。

そういう意味での心配は無用です。

 

ただし適切なキャリアや経験をつんでいかないと

年齢を重ねていく中でご自身が不安になることがあります。

 

 

3年以内に転職する方は多い

 

新卒入社で3年以内に転職する方は多いです。

 

弊社にご相談いただく薬剤師さんに聞きましたが、

大手さんですと6~7割くらいの方が

3年以内にお辞めになっているようです。

 

一般的な業種ですと、多くても離職率は3割程度です。

参考:厚生労働省・新規学卒者の離職状況

 

業種別に見ると「医療福祉」は

45,816人就業して3年以内の離職が19,912人。

 

約43.4%が退職しています。

他の業種より多いということがわかりますね。

 

薬剤師は3年以内に転職する方が多い

 

医療従事者の中でも

特に薬剤師は新卒で入社しての離職率が高いです。

 

新卒時の就活が比較的楽なため、

深く検討せずに就職される方が多く

ミスマッチになっていることが予想できます。

 

3年たって転職される方も少し意識をしていかないと、

転職回数だけ増えていってキャリアップできないということも起こりえます。

 

「今後どういうキャリアをつむべきか」

「30代ではどういう薬剤師になりたいのか」

など真剣に考えるタイミングでもあります。

 

 

男性が注意すべき点

 

「薬剤師は転職し放題」というキャッチコピーを

よく見受けますが嘘なので慎重になりましょう。

有効求人倍率も10倍程度だったのが最近は3.5倍まで落ち着いてきています。

(2020年10月時点)

 

特に男性は転職を繰り返すと転職しづらくなります。

30代は転職市場でも引き合いが多いですが、

それでも転職を繰り返すと早い方ですと40代前半で転職する先がなくなります。

 

また転職で昇給できる金額も限界があります。

場所・業種によりますがほぼ上限の金額で年収700万円前後です。

調剤薬局ですと上限600万円だと思っておいた方が無難です。

 

キャリアプランを練ってみる

 

3年で転職されるのは悪いことではないですが、

今後どういったキャリアを積みたいのかをイメージしましょう。

 

「次の職場では管理職になる」

「次の職場を経験した後は独立する」

など長期的な視点をもつとよりよい転職になるはずです。

 

 

女性が注意すべき点

 

女性に関してはそこまで転職回数は重要視されません。

ただ1社の勤続年数の平均が3年未満だとかなり厳しくなるので気を付けましょう。

 

結婚・出産・旦那さんの転勤などライフイベントが多く、

受け入れる側も理解していることが多いです。

 

ただしある程度のスキルを身につけておかないと

ご自身がブランク明けに不安を抱かれるケースが多いです。

また新卒ではないのでブランクがあっても親身にフォローはしてくれません。

 

産休などはうまく活用する

 

制度を活用せずに退職・転職をされる方は多いですが

産休や育休をうまく活用されることをお勧めします。

 

もしかすると転職・退職するよりも、

職場の制度をうまく活用した方がいいかも知れません。

 

社会労務士さんが無料相談を行っていることも多いです。

ほとんどの市区町村で行っているので検索してみることをお勧めします。

 

 

まとめ

 

入社3年目で転職を検討されている方向けに書きました。

 

弊社も転職エージェントです。

3年で転職をしようと考えている方のご相談もお受けしております。

何かあればお気軽にご相談ください!

 

では。