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薬剤師が個人経営の薬局へ転職するメリット・デメリットとは!?

薬剤師が個人経営の薬局へ転職するメリット・デメリットとは

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

 

こんにちは!

寿五郎です!

 

今回は1店舗のみ運営している薬局を個人薬局として書いていきます。

 

先に要点を書くと、個人経営の薬局へ転職すべきかはご自身の状況によります。

子育てや家庭の都合を重視すると、希望の勤務時間での勤務が個人経営の薬局でしかできない場合はそちらもありです。

 

また年輩の方で「あと10年で定年」という方も個人経営で良いかもしれません。

20~40代の若い方は個人経営より複数店舗を運営している薬局の方がいいでしょう。

 

個人薬局のメリット・デメリットを書いていきます。

 

 

個人薬局のメリット

 

まずは個人薬局のメリットを書いていきます。

大まかに分けると

・年収が相場より高くなりやすい

・異動や応援がない

ということがあげられます。

 

年収は平均より高いことが多い

 

個人経営の薬局は年収がチェーン店の薬局より高くなりやすいです。

場所や社歴によりますが、個人経営の薬局に勤めている管理薬剤師の方で年収750万円の方も過去いらっしゃいました。

一般薬剤師の方に年収550万円近く支給してくれる薬局もありました。

 

2022年12月時点ではここまで高い提示はないのであくまでご参考程度にお願いします。

 

異動・応援もない

 

複数の店舗を展開している薬局に良くある異動や応援もないです。

個人薬局は基本的に1店舗しかない為です。あっても2~3店舗です。

自宅の近所の薬局に勤務出来たら通勤はとても楽です。

 

 

個人薬局のデメリット

 

続いて個人薬局のデメリットです。

大まかに書いておくと

・キャリアアップに限界があるかも

・人間関係が悪くなったら居心地が悪い

ということがあげられます。

 

キャリアアップに行き詰る可能性がある

 

1店舗しかなく経営者の方が薬剤師ですとその方が管理薬剤師をされている可能性があります。

また既に長年お勤めの方が管理薬剤師ですと、ご自身が管理薬剤師になれるかどうかは運です。

 

通えるかという事情も出てきますが5店舗以上展開している法人であれば、

5~10年以内に何らかの事情で管理薬剤師のポストが空く可能性があります。

ただし個人経営の薬局は店舗数が少ないのでこの可能性が低いです、

 

また基本的にはこの1店舗でしか処方箋を受けていない為、応需する科目もそこまで変化しません。

「ずっと同じ科目の対応でスキルアップが厳しい」という可能性もゼロではないです。

 

嫌われたら居心地が悪くなるかも

 

1店舗の薬局は異動先がない為、何かの拍子で人間関係が悪くなった場合に逃げ場がないです。

複数店舗展開している薬局は状況によりますが異動させてくれることもあります。

 

特に個人経営の薬局は社長の影響力が大きい為、

本当に人間関係が悪くなった場合に辞めるしかありません。

 

 

おまけ M&Aについて

 

大手さんに買われたりすることは個人薬局に限らず全ての調剤薬局に起こりえます。

不安な気持ちはわかりますがあまり神経質になっても避けられません。

 

ドラッグストアにはなりますが業界大手のマツキヨがココカラファインと統合します。

(余談ですが2008年にセガミメディクス株式会社と株式会社セイジョーが合併した出来たココカラファインなので合併を繰り返しています。)

 

それを考えると大手・中小・個人経営の薬局、どちらに転職されても吸収合併する可能性はあります。

気にしてもどうにもならないことではあります。

 

 

まとめ

 

個人経営の薬局へ転職するメリット・デメリットを書いていきました。

参考になれば幸いです。

 

弊社も転職エージェントです。

何かあればお気軽に。

 

では!