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新卒薬剤師がもらえる最高年収がいくらか知りたい?

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です!

 

薬学部が6年生になった為か

「新卒の最高年収はいくらですか?」

という質問を良く頂くようになりました。

 

さて、今回は新卒の薬剤師さんがもらえる年収について書いていきます。

 

結論を先に書くと10年くらい前には年収700万円の職場がありましたが、

今は年収550万円前後が限界です。それ以上はなにか裏があるかも知れません。

 

 

新卒薬剤師の過去最高は年収700万円

 

私の取り扱った最高年収は700万円でした。

個人店舗に近い調剤薬局です。

 

「奨学金を早く返したい!」

という志が高い男子薬学生のご要望でお探ししました。

 

条件には注意しましょう

 

この求人、年間休日が70日程度でした。

一般的な年間休日は125日前後です。

 

つまり、休みが5分の3程度しかないのです。

逆に言えばそれだけ働くからその分高いともいえます。

 

こういう点はよく理解してから就職しなければ不満が残ってしまいます。

「なぜ新卒なのに年収が高いのか?」

と高額求人の理由をよく確認するようにしましょう。

 

特別な事情が無ければただそれは応募を集める為の求人で、

入社した後に未払いなどが発生する可能性があります。

 

 

「年収が高ければいい」と割り切るのもあり

 

一般的に調剤薬局へ就職すると年収400万円程度です。

仮に年収700万だとした場合にそれよりも300万円程度多くもらえます。

 

つまり、その分奨学金の返済などに充てることが可能です。

「3年間割り切って働くぞ!」

というのは大いにありだと思います。

 

調剤薬局で3年も働ければスキルも身に付きます。

転職する際にも有利に働きます。

重複しますが休みは少ないのでそちらも考慮してやり通せるかになります。

 

 

ドラッグストアでもいい?

 

ウエルシアさんが年収600万円と飛び抜けて高い印象です。

(少し前に年収が下がり、年収560万程度になりました)

そのため、ウエルシアさんを希望される方は多くいらっしゃいます。

 

中にはマーケティングや接客、

店舗づくりなどに興味がある方もいらっしゃいます。

こういう方が行かれるには最適だと思います。

 

ドラッグストアへの就職をお勧めできない方

 

「実は調剤薬局へ行きたかった」

「病院薬剤師にあこがれていた」

という方が新卒でドラッグストアへ就職するのはあまりお勧めしません。

 

働くというのは起きている時間のほとんどを費やします。

自分の気持ちに納得がいっていない状況だと働いていても辛くなってしまいます。

ドラッグストアに就職して早期に退職される新入社員の方は多いです。

 

 

新卒薬剤師向けの高額求人の探し方

 

大手のナビサイトや有名な就活サイトには載っていません。

なぜかというと、掲載するのに費用がかなりかかるからです。

 

高額年収の求人は、1人の薬剤師さんしか採用しないことがほとんどです。

そのため新卒採用に高額な掲載費用を払う会社はほぼないです。

 

ではどうすればいいの?

 

簡単です。弊社にご連絡ください!

宣伝のようになってしまいましたが。

 

もしくは違うコンサルタントに頼まれるのも早いかと思います。

 

 

新卒の一般的な年収もお伝えします

 

調剤薬局はおおよそ年収400万円程度。

病院は年収320~370万円程度。

ドラッグストアは450~600万円です。

ドラッグストアは会社によって大きく変わります。

 

ちなみに年収が上がると税金も比例して上がりますのでご注意を。

手取りで貰える金額は税金や保険料等を引かれた金額です。

 

転勤の有無も関係してくる

 

大手の調剤薬局やドラッグストアは転勤や異動が発生してきます。

新卒でも異動や転勤があるから年収が高いということはよくあります。

 

「引っ越し代出すよ!」

という会社でも高い頻度で引っ越しをしていくと疲弊する方もいます。

気を付けましょう。

 

 

「賞与」は確認が必要

 

賞与(ボーナス)の計算方法は理解しておいて損はしません。

ほとんどの会社が「2.5か月分」などと書いてあります。

 

計算方法を知っておきましょう

 

月給が30万円の場合、単純に2.5をかける方が多いのですが、

実は基本給にかけることがほとんどです。

 

月給30万円のうち基本給が20万円だと

そちらに2.5をかけることになります。

 

「75万円もらえると思っていたのが50万円だった」

というのが入社してから気づく新卒の方も多いです。

しっかり会社説明会などで確認するようにしましょう。

 

 

「手当」も要チェック

 

求人票に記載されている月給や年収に目が行きがちですが、

諸手当もチェックするようにしましょう。

 

毎月家賃手当5万円と奨学金補助5万円が出る職場へ行けば、

年間で120万円上乗せされているのと同じです。

 

同じ400万円の支給でも実質520万円となります。

きちんと確認するようにしましょう。

日本調剤さんのように新卒入社された一部の方の奨学金を負担してくれる会社もあります。

 

 

まとめ

 

「年収が一番」と思っていた学生さんと話してみると

やりがいが一番だったということがよくあります。

 

就活大変だと思いますが頑張ってください!

では!