給料・年収などについて

薬剤師の月給を掘り下げてみた!その先にあったものは・・・。

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です。

 

今回は薬剤師さんの月給についてずばり書いていきます!

先に平均月給を書いておくと月給37.6万円になります。

 

 

薬剤師の月給はどれくらい!?

 

総務省が出している

「平成26年賃金構造基本統計調査」

から会社の規模別に薬剤師の月給を見てみましょう。

※支給の金額なので手取りの月給はもっと少なくなります。

 

職場規模によって月収が違う

 

1000人以上の職場

平均月収36.2万円(平均年齢 34.7歳 )

 

100~999人 の職場

平均月収35.4万円(平均年齢 38.9歳)

 

10~99人の職場

平均月収42.9万円(平均年齢 44.5歳 )

 

全ての合計平均値

平均月収37.6万円 (平均年齢 38.6歳 )

 

平均的な月給は

 

平均にすると月給37.6万円です。

これより月給が多い方は貰っている部類になります。

 

この金額に近い月給であればパート勤務でも実現可能です。

「通勤が遠すぎる」

「異動と応援が大変すぎる」

という方は「パート薬剤師の年収はかなり凄かった・・・。」を参考にしてみてください。

 

 

月給はどうやってあげればいいの?

 

病院の場合

 

月給が一番上がらないのは病院になります。

病院はどの職種も同じですが、基本的には規定で月給が決まっています。

また上限も決まっているので伸びしろもそこまで無いです。

 

その算定方法は病院によりますが、

「薬剤師歴5年の人は月給●●万円」

と具体的に決まっています。

 

それにあてはめるだけなので、

「どれだけ貢献しても大して昇給や月給に影響しない」

というところがほとんどです。

 

もしかすると院長や理事長が頑張りに気づいて月給が上がる可能性もありますが・・・。

可能性としては高くはないでしょう。

 

 

大手薬局の場合

 

大手の会社さんも比較的給料の交渉はしづらいです。

ほぼ月給が上がらない。

もしくは上がったとしては微々たるものだと思います。

たくさんの従業員がいる中、一人だけ特別扱いは出来ません。

 

多くの薬剤師さんがいると、

給与の決済権を持つ人と査定をしている人は違います。

 

直属の上司だけでは月給は上がらない

 

直属の上司の方が

「普通の薬剤師さんの2倍働いているからせめて月給を1.5倍に!」

と思ってもなかなか難しいです。

 

仮に1.5倍の月給になったことが同僚の方にも伝わって

「私も月給を1.5倍にしてください!」

となると大変になりますので大幅には上がりません。

 

「月給上げるから僻地に転勤しない?」

と言われるかもしれません。

それであれば月給は上がると思います。

 

大手さんは出世することで月給が上がります

 

ただ大手さんは大手さんのメリットが月給以外でもあります。

それはポストが多い為、役職についたときに昇給する額が大きいということです。

 

一般薬剤師 ⇒ 管理薬剤師 ⇒ マネージャー ⇒ 統括マネージャー ⇒ 部長

 

というように明確なポストがあるので、

それを目指すというのも月給アップの手段です。

ただしなかなか大変な道のりなのでそちらは覚悟しましょう。

 

 

中小の薬局さんはシンプル

 

フランクな社長さんでしたら率直に月給の相談するのもいいでしょう。

昇給の条件を明確に提示して頂けるかもしれません。

 

転職で中小の薬局さんに行かれる場合に

大幅に上げてもらうのもひとつの手段です。

うまくいくと年収で50万円。月給で2~3万円程度アップします。

 

これだけ聞くといいことばかりのような気もしますが、

経営者の気分次第なので振り回されることも多いです。

 

 

月給が高い会社のカラクリ

 

ごく稀に月給が41.6~50万円という会社があります。

 

こういう会社は年俸制をとっていて、

年収500~600万円を12で割っています。

賞与は出ません。

 

賞与が出ないかわりに毎月多めに貰うか

賞与としてまとめてもらうかの違いです。

 

賞与としてもらいたい方は入社時に伝えれば、

夏・冬と1か月分ずつ出してもらうことも可能です。

 

 

給与で注意すべき点

 

どちらかというと年収で給与交渉はしたほうがいいです。

 

賞与は業績によって変わってくるので、

月給をベースに考えていると場合によっては計算が合わなくなることが出てきます。

 

「今の職場で毎年賞与は4ヶ月出ているから」

と思って転職したら、転職先の基本給が低く、

同じ賞与4ヶ月分でもかなりの金額の差が出てしまうなどもあります。

 

 

困ったときは

 

転職エージェントに頼んでしまうのが一番楽です。

使うメリットは「月給の交渉をしてくれる」という点が一番大きいと思います。

 

エージェントをしている私でさえも

自分が転職した時の月給の交渉などは出来ませんでした。

なぜか月給の話も人を通して伝えたほうが波風が立ちません。

 

ただエージェントによっては交渉力にムラがあるので、

依頼して早めに担当者がしっかりしているかどうか。

自分に合うかどうかは見極めたほうがいいです。

 

 

まとめ

 

法人の業種によって月給の交渉のしやすさは変わる。

どちらかというと年収ベースで給与を考えたほうがいい。

 

弊社もエージェントです。

お気軽にご相談ください!

質問などがあれば寿五郎までお気軽に!

 

以上です!