誰も教えてくれない情報・テクニック

男性薬剤師さん向け!!しくじり先生に学ぶキャリアプラン。

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です。

 

今回は男性の薬剤師さんが10年、20年と経ったときに

「あの時の選択は間違いだったかも・・・。」

と思わないように、転職コンサルタントをしてきて見た事例を基に男性のキャリアについて考えます。

 

実際に40代・50代で転職が出来なくなる男性薬剤師の方はいらっしゃいます。

よく目にする「薬剤師は転職し放題」は嘘なので気を付けましょう。

 

コロナ以降、2024年3月時点で求人はまた少しずつ増えていますがそれでも転職回数は大きなハードルになりそうです。

 

 

男性薬剤師さんは期待されている

 

これを読んで頂いている方は恐らく男性の薬剤師さんだと思います。

男性の方は業界の中ではとても期待されています。

 

理由はおわかりかも知れませんが

女性が7割の職種で「男性が少ないから」です。

 

 

なんで男性は期待されるの?

 

基本的に男性は産休や育休でお休みになることが少ないためです。

その為、法人側としてもキャリアプランを組みやすくなります。

 

(例)

5年目 管理薬剤師

10年目 エリアマネージャー

20年目 部門長

30年目 執行役員

 

法人側もこういうイメージがしやすくなるため、

男性への期待値が自然とあがります。

 

 

男性薬剤師の転職は慎重に!

 

多くの男性の相談に乗ってきましたが、

比較的多かったキャリアップが難しくなる事例を書いていきます。

 

これらの事例はエージェントとして大変苦労しました。

こういったことにならないように男性は参考にしてみてください。

 

 

事例1.派遣で職場を転々としている

 

・30代後半の男性、新卒入社の調剤薬局を2年で退社。

 その後は派遣で5社。希望年収600万円。

 

こちらの男性は採用までがかなり難しかったです。

理由は「転職回数が多いから」です。

書類選考自体は通りますが、その男性は面接で落ちてしまいました。

 

1つの派遣会社から色々な職場に派遣されてお仕事をされていましたが、

正社員として雇用される会社側からすると1つの職場で安定して働くことが難しい人として見られることが多いです。

 

その為、履歴書を見た時点でマイナスからのスタートとなります。

 

人事担当者はどう思う!?

 

「なんでこんなに転々としているの?」

「新卒で2年で派遣って、きちんと技能を習得してる?」

「人間関係がうまく構築できないのかな?」

「うちに来てもすぐ辞めちゃうかもしれないけどどうなんだろう?」

 

その為、派遣で転々とされるより、

「派遣された先で正社員になる!」

というお気持ちで入られることをオススメします。

特に男性は「派遣として働くべきなのか」を慎重に決断するようにしましょう。

コロナの影響で派遣の求人自体が激減しています。

 

 

事例2.調剤経験がないまま年齢を重ねる

 

・ドラッグストア歴20年の男性、希望年収700万、調剤経験なし、調剤希望

 

調剤経験がないのに調剤薬局で年収700万円は不可能です。

15年前であれば僻地に行けば可能だったかもしれませんが今は無理です。

 

調剤経験が2~3年あれば別ですが、

全くないのに年収500万円以上はかなり難しいです。

新卒と同額かそれを下回る可能性が高いです。

 

男性に限らずですが、ドラッグストアは法人数が限られているので転職を繰り返すと転職先がなくなります。

ドラッグストアで勤務される場合は、調剤薬局や病院にも転職できなくなる可能性もゼロではないのでそれも踏まえて検討しましょう。

 

 

調剤経験がないなら調剤経験を積みましょう

 

雇用する側も「即戦力」として中途採用を行っていますが、

調剤経験がないということは新卒を採用するのとほとんど同じです。

 

これを読まれている方で学生さんやドラッグストアのみでの

経験しかない男性の方がいらっしゃいましたら是非調剤の経験をつまれて下さい!

 

ご自身の選択肢が大きく増えます。

 

 

男性薬剤師のメリット

 

「なんだか転職はしづらいし、マイナス面しかないんじゃない?」

と思われたかもしれませんが、そんなことはありません!

 

給与、待遇、働き方はとても優遇されています。

特に男性の薬剤師さんは女性に比べると圧倒的に年収の交渉がしやすいです。

 

男性の方が年収は上がりやすい

 

都内近郊の薬局さんで地方から出てくる30代前半の方を

年収600万円と家賃補助で実質年収670万円くらいで採用して頂きました。

ちなみに一般薬剤師だったのっでこの待遇は普通だとありえないです。

 

これはやはり男性には柔軟に色々な仕事をしてもらえるという期待の現われです。

また長期的にお仕事をされていけば年収もどんどん上がっていきます。

 

男性は役職や高年収も可能

 

女性が多い薬剤師の世界でも、

部門長や取締役になられている方は男性の方が多いです。

 

年収700万以上や幹部候補の求人も男性限定の募集の場合が多いです。

これは男性薬剤師の方への期待値が高いことの表れです。

ご自身で開業されるのも男性の方が多いです。

 

 

まとめ

 

男性薬剤師さんはご自身のゴールを決められて、

逆算してどうなりたいかを考えていかれるのがいいかと思います。

転職を繰り返すと再就職が難しくなるので気を付けましょう。

 

「将来は独立したい!」

「大手の薬局で安定重視で勤務したい!!」

「MRとして若いうちに年収1000万円をとりたい!!」

 

お一人お一人にあうキャリアは絶対にあります。

年収もどんどんあげて、素敵な人生にしましょう!

 

寿五郎もエージェントです。

ご不明点はお気軽にご連絡ください!

 

では!