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さらばパワハラ!!薬剤師さんが職場でするべき対処策

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こんにちは!アシスタントのななみです!

今回はパワハラで悩んでいる薬剤師さんへ対処策を教えてもらいます!

 

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こんにちは。コンサルタントの近藤です。

パワハラはなかなか重たいテーマになるので、少し気が滅入る方もいらっしゃるかもしれません。

 

私自身もパワハラを受けたことがあり、それを元に書きました。

お役に立てるかと思いますのでお困りの薬剤師さんに読んで頂きたいです。

 

 


 

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コンサルタント・近藤
大手の紹介会社から独立。
大手さんが言えない事や広告サイトではかけないことをずばり書いちゃいます。
詳細なプロフィールはこちら

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アシスタント・ななみ
国家試験の予備校で近藤に就職相談をする。
薬剤師歴3年目で調剤勤務中。
転職歴はないが興味はあり。

 

 

パワハラで悩んでいる薬剤師さんへ

 

私は薬剤師ではないですがパワハラを受けてきた経験が多くあります。

全く身に覚えがないことを勝手にでっち上げられていたり、

先輩に罵声を浴びせられていたりしました。

 

その時は

「パワハラは我慢すれば解決する!」

と思い我慢しましたが、結局は体調不良になり辞めてしまいました。

 

体調を壊すのであれば辞めましょう

 

もしこれを読んで頂いてる方がパワハラで悩まれている場合、

「辞めてしまうのもひとつの手段」と思ってください。

 

残り続けるのも勇気。

辞めるのも勇気です。

 

どちらが正解かはわかりませんが、

私自身は体調を崩さない方を選ぶことが正解だと思います。

 

今回はそんな薬剤師さんへパワハラ対策をお伝えします。

 

そもそもパワハラってなんだ?

 

セクハラとごっちゃになってしまうことあるので、

まずパワハラとはなにか整理してみましょう。

 

簡単に言うと、性的な嫌がらせがセクハラで

立場や状況を利用した嫌がらせがパワハラです。

 

下記厚生労働省のサイト(https://kokoro.mhlw.go.jp/power-harassment/)より抜粋です。

パワーハラスメントの略で、職権などのパワーを背景にして、本来の業務の範疇を超えて、継続的に人格と尊厳を侵害する言動を行い、就業者の働く関係を悪化させ、あるいは雇用不安を与えることをいいます。
うつ病などのメンタルヘルス不調の原因となることもあります。

平成24年1月30日、厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ報告」によると、職場のパワーハラスメント(パワハラ)とは、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう。」とされています。

上司から部下に行われるものだけでなく、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して様々な優位性を背景に行われるものも含まれます。

 

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自分の立場を使っての嫌がらせなんて最低ですね。

 

 

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先輩や上司から言われると「自分が悪いのかな?」と思ってしまいやすいから余計ですね。

 

 

 

どうすれば解決できるのか?

 

パワハラの状況によるので断言は難しいです。

あくまで方法論のひとつとして読んで下さい。

パワハラを解決する方法はこれ以外にもあるかと思います。

 

まずは記録を残す

 

どんなことをいつ言われた、されたのかを記録として残しましょう。

今はスマホで簡単に録音できます。録音を残しておけば良いでしょう。

 

私の場合は改まった場所で言われるということは少なく、

業務中に罵声や文句を言われることが多かったので、それをメモっていました。

 

例えば

「12月9日 12時5分ごろ 「こんなことも出来ないのかよ!」と言われる。」

などです。

 

良いのか悪いのか、

私は半年くらいでA4用紙10枚分くらいになりました。(苦笑)

 

コツとしては自分の感情を入れず、なるべく客観的に書くことです。

あくまで状況説明の為に必要な書類です。

 

先ほどの

「12月9日 12時5分ごろ 「こんなことも出来ないのかよ!」と言われる。

 ふざけんなよ、自分はなにもしないくせに。」

と書いてしまうと、ただの喧嘩になります。

自分の感情を抜いて書くようにしましょう。

 

録音してしまうのもあり

 

事前に「来そうだな」とわかっている日は録音をするのもありです。

 

スマホアプリで録音ができますので、そちらで入れて録音しておきましょう。

 

本格的に取りたい方はICレコーダーで録音しておくのもありだと思います。

こちらはかなり効果的です。

自分自身の声も録音に残るため、冷静に対処できます。

今はペン型のICレコーダーなどもあるようです。

 

 

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確かにパワハラの記録を残すまではされていないことが多いでしょうね。

 

 

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パワハラだったかは当事者間で判断するのではなく、第三者が判断するので悪口を書いてしまうと

「この人にも非があるのでは?」と思われてしまうこともあります。

 

記録をどうすればいいのか?

 

企業の規模にもよります。

 

パワハラの原因となっている方より

上の立場に相談できる人がいるかどうかです。

 

同僚や後輩は自分も被害を受ける可能性がある為、

相談には乗ってくれますが基本的にアクションは起こしてくれません。

 

私にパワハラをしてきた人間は1人目が社長。

2人目が別の会社ですが社長の血縁だった為、かなり難しかったです。

 

相手が社長の場合

 

社長がパワハラの原因の場合はほぼ改善することはないです。

体調を崩す前に辞めることをオススメします。

 

ただし辞める前に証拠を残しておけば、

ハローワークなどに行った際に「会社都合」となり、

失業手当が早く貰えることがあります。

 

退職する前にパワハラで辞めることを労働局や弁護士に相談されることをオススメします。

多くの自治体では30分程度であれば弁護士さんが無料で相談にのってくれます。

証拠があれば慰謝料を請求できる可能性もあります。

労働局に連絡してみるのもありです。

 

 

相手が上司の場合

 

さらに上の上司はいらっしゃいますか?

 

例えば、パワハラの原因が課長だとしたら、

その上に部長や社長がいるかどうかです。

 

もしくは人事部などでも大丈夫です。

 

もしいる場合は別途相談してみましょう。

人事異動などで部署や店舗を代えることが出来るかもしれません。

 

それが難しい場合は転職となりますが、

同じようにパワハラの履歴をとっておけば

ハローワークで失業保険が早く貰える可能性があります。

 

辞める前に労働局に相談しましょう。

 

 

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どちらにせよパワハラを解決するにはかなりエネルギーを使いますね・・・。

 

 

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そうなんですよね。

だから被害にあっている方は辞めてしまうか病気になってしまうかのケースが多いんですね。

 

 

 

重要!辞める前に病院へ行きましょう

 

これは重要です。

病院にいき、事情を説明しましょう。

(私の場合は毎朝出社する前に吐き気をもよおしていました)

 

その際に、やはり履歴をとっておいたものを見てもらうのが早いです。

 

理解がある先生だと、そこで病名をつけてくれます。

私は医者ではないので正確ではないですが例えば

「ストレス性●●」のような形です。

 

このように診断しておいてもらえば、

いざというときに診断書が貰えます。

 

辞めた後になると、

「会社を辞めた後だから原因とは言えないんじゃないか?」

とハローワークなどの公的機関にも指摘を受けることがあります。

 

在職中に診察を受けることをオススメします。

 

 

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お医者さんがそういう診断書を書きたがらない人だった場合はどうすればいいんでしょうか?

 

 

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違う病院にいき、理解をしてくれる先生を探すことです。

 

 

なぜパワハラは起きるのか

 

パワハラをする人間がパワハラだと認識していないことが上げられます。

セクハラも同じですね。

 

自分の中での線引きがきちんと出来ていない。

もしくは他人に厳しく自分には甘いという人が起こしていることが多いです。

そういった意識の方が相手なので改善も難しいですしたいてい揉めます。

 

 

まとめ

 

辞める前に記録をとり、医師の診察を受ける。

そしてハローワークなどの公的機関に相談。

 

すぐに失業保険が貰えるようにしてから辞めましょう。

最低でも60日失業保険はもらえるため、ゆっくり休んだ後でも転職は可能です。

この辺りは加入の保険協会・組合により異なるので加入の団体へ確認ください。

 

在職中に休職をして傷病手当金を貰うのも一つです。

こちらは社会保険に加入していないともらえない可能性があります。

 

本当にきつい場合は証拠を基に弁護士と相談するのもひとつです。

 

 

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パワハラで苦しまれている薬剤師さんが少しでも早く解決に近づけるように祈っております。

 

 

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経験者の私でよければいつでも相談に乗りますのでお気軽にご連絡ください。では。