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「薬剤師に向いていないかも?」と思った時に読む話

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です!

 

さて、今回は

「薬剤師に向いていないかも」

と悩んでいる薬剤師さん向けに書きました。

向いているかどうか悩まれている方は読んでいただけると嬉しいです。

 

注意点を先に書くと体調を壊す前に辞めましょう。

傷病手当金をもらいながら休職するのも一つです。

薬剤師とはいえ、慢性的な病を抱えると転職や再就職に不利になります。

 

 

「薬剤師に向いていないかも」って思いましたか?

 

長く転職支援をしていると

「薬剤師に向いていないんじゃないかと悩んでいます・・。」

こういうご相談もいただきます。

多いのが20代や30代の方です。

 

先ほども書きましたが悩んで病気になるのであれば退職しましょう。

 

可能であれば辞める前に傷病手当金を貰いましょう。

会社に出社しなくても6~7割程度の賃金が支給されます。

【参考】病気やケガで会社を休んだとき/全国健康保険協会

 

 

そして落ち着いてから次の仕事を探しましょう。

持病があると長時間勤務することが難しくなります。

 

ご相談頂く方によりきりなので断言は出来ませんが

「人よりミスが多い」「先輩や上司に怒られる」

という方が多いです。

 

そこで今回はそんな

「向いていないかも」

と悩んでいる薬剤師さん向けに書いていきます。

 

それ以外のお悩みは

よく頂く薬剤師さんのお悩み【ベスト3】

に書いてあるのでそちらをご覧ください。

 

薬剤師のお仕事自体に悩まれている方は

薬剤師の魅力を他の仕事と比べてみた!」を読んでみてください。

 

 

なぜ向いていないと思ってしまうのか

 

向いていないかもと悩んでしまうのは、だいたいが環境の影響です。

なぜ若い人の方がこの悩みを持つことが多いのかというと、

他の職場を知らなかったり自分のスキルに自身がないことが多いからです。

 

同じ法人でも異動などになり他の職場に配属となると、

今までの職場や上司、同僚のことも

距離を置いて考えることができるようになります。

 

今の職場と過去の職場を比較することにより、

自分の能力なども客観的に見ることができるようになります。

 

その為、40代以上の方には「薬剤師に向いていないかも」という

お悩みの相談を受けることはあまりないです。

 

 

上司や先輩の影響について

 

向いていないと思っている方達を見ていると

「そんなに無理して働かれなくてもいいんじゃないですか?」

と思ってしまうこともあります。

 

上司や先輩の教え方がうまいと言えない事は結構多いです。

私自身もいろいろな会社で働きましたが

マネジメント力や教育する力がある会社というのは少ないです。

 

社長や役員の方とお話をするとそこに課題意識を持っている方は多いです。

 

 

どうすればいいのか?

 

何度も記載していますが、

向いていないと悩んで病気になるくらいなら辞めましょう。

 

私も体調を崩した経験がありますが、

その後の人生について回るのでオススメできません。

 

退職前であれば医者に行って診断書を貰い、

傷病手当金を貰いながら休養しましょう。

 

いろいろな人の話を聞いてみる

 

大手に勤めているのであれば他の薬局で働いている同期の話を聞いてみたり、大学の同級生の話を聞いてみるのもありです。

 

同じ法人なのに先輩や上司が違って同期はいきいきしていることがあります。

そういう場合はご自身の上司や先輩の指導力不足ということも考えられます。

 

同じ法人で違う職場に勤めている同期が5人いて3人が同じように

「向いていないかも」と思っている場合は環境が厳しい法人なのかも知れません。

 

たまに小さい法人だと教育の仕方がわからず、

指導するほうも戸惑っているということがあります。

こういった場合は腹を割って話し合えば改善されることもあります。

 

 

「向いていない!?」の解決策

 

規模により違うので分けて書いてきます。

 

ただ人事担当者も退職に繋がると自分の評価が下がることがあり、

引き留められることも多いです。

そちらを加味して意見を聞いてみてください。

 

大手の場合

 

新卒担当の人事がいることが多いです。

向いているかどうかをその人に相談してみましょう。

 

コツは愚痴や文句ではなく、

「客観的に見て意見を頂きたい」という姿勢で行くことです。

 

職場が違う人に見てもらうことによって、

その人も感情を入れずに評価することが出来ます。

 

評価が平均点以上であれば教え方や環境が悪いとも言えます。

その方に相談してみるのも大いにありです。

 

「退職に繋がるなら異動してもらいたい」

と提案をされる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ人事担当者も薬剤師が退職することで人事考課がマイナスになることもあり、

いいことばかり言ってくる人もいます。

程よく聞くようにしましょう。

 

病院や中小薬局の場合

 

これはなかなか難しいです。

新しく入ってくる方をなぜか敵視する職場もあります。

向き不向きを上司や社長に相談してみるのが一番だとは思います。

ただ解決に繋がらないケースも多いです。

 

小さい職場で10人くらいの人間がいる中で、

環境を代えたり客観的な評価をもらうことは難しいです。

 

アルバイトをしてみるというのも一つの手です。

詳細はこちらのURL(薬剤師さんにアルバイトをすすめる3つの理由★

に書いていますが、他の職場に行くことにより自分自身の能力や向き不向きがわかります。

 

中小の薬局で夕方まで働いて、週1日の夜だけ大手で働いてみる。

高評価を貰うかもしれません。

 

私の体験談

 

私事で恐縮ですが、私は5人の会社で働いたことがあります。

「全然使えない」「お前に払う金なんてない」

などと罵倒され散々でした。

 

その会社を辞めて東証一部上場の人材会社に入りましたが半年で社長賞を取りました。

私は小さい会社が向いていなかったといえます。

手前味噌で恐縮ですがこういうケースもあります。

 

小さい会社は人間関係の逃げ場がなく、かなり大変でした。

「向いているのかな」と悩んでいるのであれば体調を壊す前に辞めてしまうのも一つです。

 

 

業種を変えてみる

 

ドラッグストアで働いている方は病院や調剤薬局。

病院で働いている方は調剤薬局やドラッグストア。

このような形で業種を変えてみるのもありです。

 

業種が変われば仕事自体も大きく変わってきます。

調剤業務がどうしても苦手という方がドラッグストアに行き、

仕入れや値決めなどのマーケティングに近い部分で能力を発揮されることもあります。

 

一般企業でも働けます

 

薬局やドラッグストアと比べて採用までの難易度は大幅に上がりますが、

一般企業で勤務することも可能です。

 

「薬剤師が向いていない」と深刻に悩まれるのでしたら、

一般職へチャレンジするのもありだと思います。

 

 

まとめ

 

個人的には向いていないと悩んで、

病気や体調を崩すくらいなら辞めるべきだと思っています。

 

特に精神的にも身体的にも弱っている人ほど、辞められなくなってしまいます。

ただ体調を崩してまで続ける仕事なんてないです。

 

もし本当に大変でしたらいつでもご連絡ください!

では!