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薬剤師さんがスムーズに辞められる【退職理由】とは。

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!寿五郎です。

 

今回はなかなか人には聞きにくい、職場の退職理由について書いていきます。

 

はじめに

 

転職コンサルタントとして、志望動機も退職理由もたくさん考えてきました。

ストレートに伝えると波風が立つことも、表現を変えればスムーズに進むことが多くあります。

 

これを読んで頂いている方は

恐らくスムーズに進みづらい理由でお辞めになるのだと思います。

 

そんな今回は薬剤師さんの退職理由について書いてみたいと思います。

 

本当に辞めるべき?

 

前置きとなりますが、本当に辞めた方がいいのでしょうか?

理由次第ですが、交渉する余地がある場合もあります。

 

「給与が安い」「休暇が少ない」などは比較的交渉次第でなんとかなります。

辞めない前提でまずは相談してみましょう。

 

体調面や精神的な部分で難しいようでしたら休職をするか辞めるかになります。

持病を抱えると次の転職のハードルが大幅にアップします。

 

それも検討してみたけれどうまくいかなかった方は下記をご覧ください。

 

 

薬剤師さんの「退職理由」を考えてみた

 

早速結論を書きます。

 

お勤め先がややこしい会社であるほど

退職理由は「家庭の事情」にすることをオススメします。

理由は厄介な職場だと何を言っても自身が責められるからです。

 

理解が深い会社だと

「いつでも戻ってきなよ」

といわれますのでそういう会社は退職理由を正直に話しましょう。

 

何を言っても反論される例

 

人間関係や労働環境が劣悪ですと、なにを言っても攻撃されます。

 

(例1)休みが取れないのでやめます

⇒あなたが辞めたら私達はもっと休めなくなるんだけど

 

(例2)忙しいので辞めます

⇒そんなんじゃ世の中渡っていけるわけがない。

うちで駄目なのに他の会社でうまくいくわけがない。

 

(例3)もっと勉強したい

⇒うちの仕事もきちんと出来ていないのに

 

読んでいて不快な気分にさせてしまったら申し訳ございません。

 

基本的に「あなたが悪い」というスタンスで

攻めてくるので真剣に聞かないようにしましょう。

ご自身が傷つきます。

 

そんな感じなので、退職理由は「家庭の都合」が一番いいのです。

 

 

具体的にはどんな退職理由がいいのか?

 

「家庭の都合で仕方なく退職する」

という理由にしておけば波風は立ちづらいです。

「家庭の事情」と伝えてもしつこく聞いてくる方も多いです。

それに備えて退職理由を用意しましょう。

 

具体的な退職理由

 

女性は結婚されているのであれば、

「旦那さんの仕事の都合で転勤することになった」

 

まだ未婚であれば

「親の仕事を手伝うことになった」

 

男性も基本的には同じで

「親の仕事を手伝うことになった」

で退職理由は大丈夫です。

 

親御さんが既に定年を迎えられている場合などは、

「兄弟や親戚の仕事を手伝うことになった」

としておけば大丈夫です。

 

これに近い退職理由を言われると人事としてはなにも言えないはずです。

 

無神経な人のいうことは気にしない

 

ただ無神経な人は

「手伝うってなにを手伝うの?」

「念のため、次の職場の連絡先も教えて。」

など言ってきますので、適当な理由を考えておきましょう。

次の職場も適当な社名を伝えておきましょう。

 

本来、次の職場の連絡先など教える必要はないです。

「なにかあったら自分の携帯にかけてほしい」

と伝えておきましょう。

 

余談ですが、私は

「今から会社辞めて親の仕事手伝うなんて何を言ってるの?時間の無駄じゃん。」

と真っ黒なお言葉を頂きました。(笑)

 

そういうことを言われてもガマンしましょう。

酷い人はどういう理由があれ退職するまで嫌がらせをしてきます。

退職するまでの辛抱です。

 

 

辞めると伝えたら

 

退職すると伝えたら退職届を出しましょう。

 

法律では2週間前と決まっていますが、

社内規定で1ヶ月前には伝えることなど決まっている場合があります。

 

退職すると伝えて承諾されたその場か翌日には退職届を出しましょう。

書面での退職理由は「一身上の都合により」で問題ないです。

 

退職届を「受け取らない」「受け取っていない」

という会社はかなり大変なので労働監督局に早めに相談しましょう。

 

 

退職前に行うこと

 

病気が発病した方は先に病院へ通っておきましょう。

先生が診断書を書いてくれれば、離職票が「自己都合」ではなくなります。

 

離職票には「会社都合」と「自己都合」があり、

「自己都合」の場合は失業手当がすぐには貰えません。

3ヶ月くらいかかります。

 

しかし、診断書があるとすぐに失業手当がもらえる事があります。

退職された後ですと難しくなることもありますので、

退職を決意されましたらハローワークなどに電話で確認してみましょう。

 

また病気に限らず退職の際は

「会社都合」なのか「自己都合」なのかはしっかり確認しましょう。

 

「辞めてほしい」などと言われた場合、基本的に会社都合です。

その場合は退職届など書く必要があるのか労働局等に相談が必須です。

 

 

まとめ

 

退職となるとなかなか簡単にいかないこともあります。

その場合は労働局に相談していきましょう。

 

弊社も転職・就職支援をしております。

何かあればお気軽に。

 

では!