給料・年収などについて

本当に実現可能なの?薬剤師の年収700万円について

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です!

 

今日は年収700万円以上の求人について書いていきます。

 

 

本当に薬剤師の年収700万円以上は可能?

 

結論を先に書くと、

同じ職場でご活躍され出世されている方や

大手製薬会社にお勤めの方以外年収700万円以上はかなり難しいです。

労働時間を増やさなければ難しいかもしれません。

 

私が見た最高年収950万円でしたがもう10年近く前の話です。

2022年時点で転職で700万円以上はほとんど見つからない気がします。

 

仮にあったとしても年収700万円以上の求人に関しては条件があります。

確認すべき条件を書いていきます。

 

 

転職をしない場合

 

転職は考えずに長期的に働くことが一番無難だと思います。

 

昇給率というのがあり、

それがよい会社は勤続していくと必然的に上がっていくからです。

 

詳細は「薬剤師の年収はこれで完璧!!【永久保存版】

こちらを読んでみてください。

40代後半から年収700万円を超える会社もあります。

 

四季報を読むと平均年齢と平均年収が載っています。

そちらで年収700万円以上のところを調べるのも一つです。

 

 

転職して実現する場合

 

都内の方は年収600万円が上限です。

コロナ以降、これ以上はかなり難しいです。

 

都内以外ですと年収600万円以上はまだあります。

ただしご自宅の近くとは限らないので

通勤時間的に可能かどうかを調べてご応募されることをオススメします。

 

この金額になると他の店舗へのヘルプも増えてくる可能性が高いので確認しましょう。

下記に年収700万円程度の求人を見るときに気をつけることを書いておきます。

 

その1、管理薬剤師としての勤務になります

 

管理薬剤師の経験がある。

もしくは管理薬剤師になる気持ちがあること。

また一人薬剤師になる可能性が非常に高くなります。

「あの科目は出来ない」という条件があれば700万円という高額求人で採用になるのは難しいかもしれません。

 

基本的には管理薬剤師かエリアマネージャーなど管理職としての勤務になります。

年収700万円以上の9割の求人がそうなるはずです。

 

 

その2、地域が限られてきます

 

初めから年収700万円は都内だとほぼないです。

 

見極め方は大手なのか地域密着なのかどうかです。

大手さんではまずないです。

 

紹介会社経由の場合、連絡しても

「他の人に決まったので違う求人を紹介しますね。」

と言われる可能性がとても高いです。

真偽の確かめようはないですが応募を促進するための見せかけの求人の可能性があります。

 

都内から近い場所だと千葉や茨城

 

東京以外だと見つかることもありますが、

例えば千葉ですと銚子方面だったり茨城だと県の真ん中あたりと、

東京から離れている所がほとんどです。

 

ただしコロナ以降こういったエリアでも年収700万円以上は厳しいです

600-650万円くらいが妥当なラインです。

 

その3、契約社員や派遣社員での雇用になるかも

 

年収700万円の求人は

半年や一年の契約社員や派遣社員の場合もあるので気をつけましょう。

なぜかというと、常勤の薬剤師さんを雇用するまでの繋ぎとして考えているからです。

 

年収が高いのにもわけがある

 

年収が700万円と高いのにも理由があり、

人が集まらないから高いことがほとんどです。

 

初めから年収が高いということはほとんどなく、

初めは年収600万くらいから募集をかけています。

 

その条件で

「半年探したけど見つからなかった」

などの場合に年収があがるのです。

 

目線を変えてみてみると

 

薬局のオーナー目線になるとわかりますが、

年収700万円を常に支払い続けるのは

その方が突出した能力をお持ちでない限りは厳しいです。

 

しかし薬局が運営できなくなってしまうのも困るため、

契約社員や派遣社員という形で募集をかけています。

 

 

入社時に交渉してみる

 

入社の時点でバリバリ働くと伝えて交渉することです。

 

複数店舗を持っている場合、

『週休二日を一日に減らす代わりに年収をあげてほしい。』

『他の薬局にもヘルプに行くのであげてほしい』

『店舗を定めずに指示された所、どこへでもいくので年収をあげてほしい』

などです。

 

簡単に言うと『人の1.5倍働くので年収も増やして』ということですね。

 

 

転職するべき薬剤師さんとは

 

転職は今の会社の方針についていけない薬剤師さんや

自分と会社の相性が悪いと感じている方の選択肢になります。

 

例えば

『査定がどうみても微妙』

『経営者や人事と馬が合わない為、出世が望めない』

などの場合は転職をすることもお勧めします。

 

そういった方がご自身に合う職場に転職して活躍するケースはあります。

また不当な評価ですと転職時で大幅に年収があがることも多いです。

 

 

まとめ

 

都内ですと年収600万円が上限になりつつあります。

都内以外ですと年収700万円以上はかなり頑張らないと見つからないかもしれません。

では!