仕事のうまい探し方

【※必読】ドラッグストアで働きたい?これからの薬剤師の働き方

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です。

今日はドラッグストアでの働き方について書いていきます。

 

結論を先に書くと、それなりの覚悟を持ってドラッグストアへ就職をしないと

ミスマッチになってしまうことがあります。

本当にドラッグストアで働くべきなのかをしっかりとご検討ください。

 

念のために記載をしておきますと

「ドラッグストアが天職です!」とおっしゃる方も多いです。

ドラッグストアでの働き方を否定する為の記事ではありません。

 

 

ドラッグストアの薬剤師業務は大変

 

ドラッグストアの薬剤師業務は今後さらに大変になっていくと思います。

ここ数年でドラッグストア業界はどんどんと飛躍していき市場規模も大きくなっています。

 

以前はOTC医薬品の販売に従事するのみだったのが、

調剤スキルがないと応募不可という職場も増えてきています。

 

 

ドラッグストアはコンビニ化していく

 

理由はドラッグストアのコンビニ化があげられます。

 

もしかすると皆さんの近所のドラッグストアもそうなりつつあるかもしれませんが、

食料品やお菓子、冷凍食品、オリジナルの弁当を売っている所も増えています。

下記の記事を含め、多くのメディアが今後ドラッグストアがコンビニ・スーパー化していくと予想しています。

 

 ツルハHDでは今期(21年5月期)までに全約2000店のうち既存店約700店に生鮮食品の売り場を導入する見通しだが、来期はさらに増やすというのだ。

 最大手のウエルシアHDもこれまで生鮮食品に慎重なスタンスだったが、生鮮食品の取り扱いをジワジワと増やしている。大手ドラッグストアチェーンの売り場はさながら、「ここはスーパーか?」と見まごうばかりだ。

引用:ドラッグストアの「生鮮食品大戦争」が食品スーパーやコンビニを脅かす

 

なぜドラッグストアがコンビニ化するのか

 

理由はドラッグストアのみの市場ですと限界に近くなってきており、

更に売り上げを伸ばすためにはコンビニ化することが求められてきています。

ドラッグストアは上場している企業が多い為、売上アップを指標にする会社も多いです。

 

つまり薬剤師の業務もOTCの販売やそれに付随する業務だけではなく、

コンビニの店員さんに近い業務も増えてくる可能性が高いです。

 

 

キャリアとして覚悟が必要

 

ドラッグストアがコンビニ化していくと、

薬剤師もコンビニの店員さんが行うような業務もしなければいけなくなるかもしれません。

 

例えばレジに並んでいる人が多いのにレジを手伝わないわけにはいかないでしょうし、

お弁当がどこにあるかを聞かれたら薬剤師だからという理由で断る訳には行きません。

 

ドラッグストアに来ているお客さんは、

薬剤師なのか一般従事者なのかを気にしていないことがほとんどです。

 

ドラッグストアの経験は活かせる?

 

ドラッグストアでの経験はドラッグストアでしか活かせないと思った方が無難です。

調剤経験がない40代以上の薬剤師を転職で受け入れる調剤薬局や病院はかなり少ないです。

 

そのため、調剤未経験でドラッグストアの正社員として勤務を希望される場合、

それなりの覚悟をもって働かれることをお勧めします。

 

「調剤併設のドラッグストアだから大丈夫」とおっしゃる方も多いですが、

調剤部門に配属にならないと調剤のスキルをつむのは少し難しいかも知れません。

どちらに配属になるかは運です。祈るしかありません。

 

定年後の再就職も難しくなりつつある

 

これはドラッグストア経験者に限らずですが、60歳以上の再就職は年々難しくなっています。

ドラッグストアも調剤併設が増えており、場所によりますが調剤経験がないとほぼ再就職は無理になります。

ドラッグストアに就職された場合も調剤スキルは身に付けましょう。

 

 

 

まとめ

 

今後のドラッグストアでの働き方について書いていきました。

今から就職・転職を考えている方は参考にしてみてください。

 

弊社も転職エージェントです。

なにかあればお気軽に!

では!