誰も教えてくれない情報・テクニック

【必見】薬剤師がMRから他業種へ転職する際に気を付けること!

時間をかけて慎重に職場を選べる薬剤師の転職エージェント

こんにちは!

寿五郎です。

 

今回は薬剤師の資格をもち、現在MRとして勤務をされていて

調剤薬局やドラッグストア・病院などの他業種への転職を考えている方向けに書いていきます。

 

結論を先に書いておくと、MRからの転職はなかなか厳しい状況です。

年収で折り合いがつかない方が多いです。

今後もMRとしてご活躍されるか、それとも早めに違う業種に移られるかになります。

 

 

ほぼ確実にMR時代より年収は下がる

 

ご経験・年齢にもよりますが年収1000万円以上もらっているMRの方もいらっしゃいます。

MRから他業種へ転職されると年収は大幅に下がります。

多くの場合、その業種の新卒の年収と同等程度になります。

 

未経験者と同じ待遇になる可能性が高い

 

雇う側としては何か特別なスキルがない限りは新卒を採用するのと同じです。

ほとんどのMRの方は年収が下がると思っていた方が良いです。

 

「MRが大変だから転職を考えている」

という方が年収がどれくらいになるかを聞いて転職を止めるケースは非常に多いです。

問い合わせを頂いてもほとんどのMRの方が転職はされない方向になります。

 

 

「MR経験が活かせる」は微妙かも

 

基本的にはMRの経験はあまり活かせません。

多くの薬に詳しかったり、人脈があるという方以外は難しいでしょう。

 

MRをされている方の中には、仲が良かった先生が独立される際に

門前の調剤薬局の社長として独立される方もいらっしゃいます。

 

また取引先の調剤薬局の社長と仲良くなり、

管理部門などへ入社される方もいらっしゃいます。

薬の知識が新卒の方よりあるという点を除いては基本的にはあまり活かせません。

 

早めに転職しないと・・・。

 

MRの方も年齢と経験を重ねるほどに通常は年収がアップしていきます。

その為、50代で他業種へ転職をする時に大幅な年収ダウンをする可能性があります。

もしMR以外の職種へ転職をされるのであればなるべく若い年齢で決断された方がいいです。

 

 

定年後の再就職は長期勤務する覚悟を

 

またMR経験者の方で60才で定年を迎えてからドラッグストアを希望される方は多いです。

「調剤業務は出来ないので調剤薬局や病院は無理。だからドラッグストア。」

とおっしゃる方がほとんどです。

 

ただドラッグストアもそういった方からの応募が多く、

薬剤師の免許を持っていたからといって受かるとは限りません。

今は調剤併設店が増えているので調剤未経験者には厳しいですし、

職歴が多かったりされると採用になる可能性は低いです。

都心部ではかなり高い確率で不採用になります。

 

基本的には受けられる先がドラッグストア一択になってしまい、

細かい条件などを出すと再就職することはかなり難しくなります。

 

転職できなくなる可能性は高い

 

せっかくMRから他業種へ入社できたのにすぐに辞める方もいらっしゃいます。

恐らく再就職がすぐにできたため、転職し放題と考えているのだと思います。

 

こちらはMR出身の方に限らずですが、

転職できなくなるタイミングは突然訪れます。

その時に焦っても手遅れなケースが多いです。

 

MR出身の60歳以上で再就職できた方は長期勤務するようにしましょう。

次の転職が出来なくなります。

 

 

まとめ

 

MRから他の業種への転職を検討されている薬剤師さん向けに書きました。

なかなか厳しいと思いますが、良い転職先が見つかることを願っております。

 

弊社もエージェントです。

なにかあればお気軽に!

 

では!